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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々 252】 THELONIOUS MONK / THELONIOUS HIMSELF semスキン用のアイコン02

  

2010年 02月 21日

e0006692_2230412.jpg 娘は、「風のタンゴ」という新曲の録音を置きみやげにして、横浜へ帰っていった。寂しくなっていた所に、子猫の一匹が死んだ。ググという、比較的懐いていた黒猫だった。何の病気か知らないが、他の猫たちも調子が悪い。ここ数日家の中の雰囲気も暗い我が家である。

 うるさいのは聴きたくない。ピアノソロでも聴こう。先週だったか、急に聴きたくなってデジタル化していたモンクの「ヒムセルフ」だ。有名なこのアルバムだが、聴くのは久しぶりである。ぐっと灯を落として聴こう。

 大勢でやっても強烈に個性を放つモンクだから、一人なら好き放題である。ジャズを聴いているというより、モンクを聴いているという感じになる。でも、あらためてこの作品聴いてみて気づいたんだが、モンクの作品よりスタンダードが多いのね。「パリの四月」で始まるし、「ゴースト・オブ・ア・チャンス」とか「アイ・シュッド・ケア」とか。でも、何弾いても自分の色になってしまうなあ、この人は。

 そうそう、同じリバーサイドの、サンフランシスコでのソロを買おうとしてたんだ。それが2枚買いそうになるミスをして慌ててキャンセルしたんだった。そしたら急に値段が跳ね上がって、買うのをやめた。それでこれを聴こうと思ってデジタル化したんだった。輸入盤の通販は時々こういうことがある。

 久しぶりに聴き直して、いい作品だと思うけど、もう一つ心の中にまで入って来ないな。でもそれは、聴く側のコンディションの問題で、この作品のせいじゃない。そんなもん知るかとばかりに、モンクは弾き続ける。曲は「ラウンド・ミッドナイト」に入った。超然として、聴き手に媚びないこの人の音楽。でもそれでいて、人懐っこくて全然クールじゃない、どこか生臭くて、ある意味かわいい音楽だ。

 もっと心が穏やかな時に聴き直そう。猫が苦しんでる時はどうもいかん、そう言えばモンクは、かなりの猫好きだったように思える。パノニカの家で猫と戯れている写真を見たことがある。
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by pororompa | 2010-02-21 22:57 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

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