【音盤的日々 245】 RICKY MARTIN / ALMAS DEL SILENCIO
2009年 12月 05日
この数日間車の中で回り続けていたのがこれだ。2003年の作品。リッキー・マーティンの人気が落ちたのか、それとも作品のできの問題か、ネットで検索してもあまり出てこない。それほど話題にはならなかった作品のようだ。でもぼくはまずまずのできと見た。
特徴は全曲スペイン語。そして随所にアラブ風味のスパイス。バラードもちろん入っているが、何と言ってもあのマイナーキーで疾走するタイプの曲がリッキーのウリ、今回も何曲か入っている。このダンサブルな曲のできがこれまでと比べてやや落ちる感はあるけれど、1曲目の「ハレオ」はすごい。これは遜色ない。あやしいアラビアン・モードと小節。ハレオ・レオ・レオ・レオ・レオ・レオラ!、これはいいぜ!。
車に合う音楽と合わない音楽があると日頃思っているのだが、例えばジョニー・ハートマンをかけたら眠りそうだったので気を付けているけれど、リッキー・マーティンなんかは逆の意味で危険だ。ビートに煽られて、ついアクセルを踏んでしまう。
家に帰ってかけてみた。家で聴くのは今日が初めてだ。いつも音圧の高いリッキーのCD。ドスドスドスと腹にくるバス・ドラが、うるささぎりぎりで心地よい。ストレスを減らしてくれる。
by pororompa | 2009-12-05 14:10 | 音盤的日々 | Comments(0)