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semスキン用のアイコン01 【音盤的日々390】BILL MONROE / THE FATHER OF BLUEGRASS semスキン用のアイコン02

  

2017年 07月 17日

e0006692_19002080.jpg 海の日か空の日か知らないが、いいところに休みがあってくれた。溜っていたテストの丸付けが一気に捗ったよ。カントリー系をBGMにしていたもんで、終わってこれが聴きたくなり引っ張り出してきた。

 ブルーグラスも「チーチャカ、チーチャカ」やるやつはあまり好きじゃないんだが、テンポを落としたものやワルツはわりと好きだ。

 この人はそれこそブルーグラスの元祖。もちろんマンドリンもいいが、出せるキーぎりぎりの、あの独特の引きつったような声がいい。

 このCDを改めて聴き直して、わりとしっかり作ってあることが分かった。今日気に入った曲は、「Little Cabin Home on the Hill」、「Kentucky Waltz」、「On and On」。

 そしてもちろん、「Blue Moon of Kentucky」。名曲だなあ。でもこれを聴くと、ポール・マッカートニーがアンプラグドでやった物まねを思い出してつい笑ってしまう。
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# by pororompa | 2017-07-17 19:29 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々389】JERRY RIVERA / CARIB GARDER semスキン用のアイコン02

  

2017年 06月 04日

e0006692_16124971.jpg  想像以上に「再任用転勤」はストレスがあって、週末も何だかんだと忙しい。消化不良の連休以来、遅れかけたマラソンランナーみたいにあえぎながら走り続けている。

 せめて連休ぐらいは音楽を聴いて楽しもうと思っていろいろ買い込んだ中で、結局一番面白かったのはこれだった。若い伊達男のガルデル・カバー集。と言ってもこの兄ちゃんが何もんかはよく知らない。

 昔ネット・ラジオで録った曲をガンガン鳴らしながら庭の作業をしてたら、タンゴの名曲「ジーラ・ジーラ」の今風のかっこいいカバーが聞こえてきたのだ。急いでメモしたのがこの人。

 調べてみると、このジェリー・リヴェラ君、サルサの世界では人気の歌手らしい。90年代にデビューというからもうそんなに若くはないんだ。ガルデルをレスペクトして、タンゴの名曲をキューバンに料理したこの企画はすごく興味深いが、世間ではそれほど話題にはなっていないようだ。日本でたとえればどんな感じかな。草野正宗がスピッツで三橋道也をカバーしたみたいなもの?。そりゃあ受けんわなあ。そんなわけで、中古を船便でやっと手に入れた。

 これが期待以上にいいのよね。始まりから「カミニート」が16ビートにのって哀感たっぷりにぶちかまされる。目当ての
「ジーラ・ジーラ」はもちろん最高だし、その後「♪ヴォルヴェール~」なんちゅうののも入ってる。「淡き光に」はやっぱり名曲だと改めて教えられたし。

 このリベラさんの声もなかなかにいい。煽るバック・コーラスも気持ちいい。先週の熊本への行き帰り、ヘビロテで回ってました。
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# by pororompa | 2017-06-04 16:47 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々388】FRIEDRICH GULDA / GULDA NON STOP semスキン用のアイコン02

  

2017年 05月 07日

e0006692_18180405.jpg  毎年の庭の作業が、雨でさっぱり進まない連休だった。こんな年は記憶にない。特に、用事が入っていない最初の三日間は、家人も休みだったのでもったいなかった。雨の中、休息に熟れてきたサクランボが落ちるのを窓辺で眺めていた。仕方がないので、居間のテレビで見られるようにしたDAZNで、Jリーグの緩い試合を呆然と見たりした。

 そうそう、連休に聴こうと思って頼んでおいたCDは早々と届いていたのだった。そう思ってこれをかける。「何で買ったの」系の一枚だが、このグルダは面白かった。
 
 最近ジャンルというものが自分の中でぐちゃぐちゃになっているが、これなんかもジャンル分けに入らない感じだ。いや、ショパンだのドビュッシーだのやっているので、クラシックと言えばクラシックなんだが、作りというか、構えがノンジャンルなのだ。

 ジャズもやる人だというのは知っていた。わりと真剣にやった人らしい。ここではやっていないけど、柔軟な感性は感じる。呟き声のように始まる「亜麻色の髪の乙女」とかいいな。そうかと思うと、ピアノを全部鳴らし切るような圧倒的な迫力も見せる。緩急、曲のうまい組み合わせで、飽きない。最後までスムーズに流れていく。

 音楽がよく分かっているピアノ弾きの、自在で気まぐれな演奏会という趣だ。キースのソロとか聴くぐらいなら、ぼくはこっちの方がいいな。
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# by pororompa | 2017-05-07 18:49 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々387】KENNY BURRELL / GUITAR FORMS semスキン用のアイコン02

  

2017年 04月 02日

e0006692_21425489.jpg 2017年4月1日、この日は本来ならどういう日であっただろうか。その日の朝に目覚めて、ぼくはどういう気分でいただろうか。

 そんなことを思いながら昨日を過ごした。けれども、ともかくも教員を続けることを決めたぼくには、いつもの年度替わりだった。違っていたのは転勤したことぐらいだ。

 いや、そうではなく、「退職」という看板は意外に重みを持っていたのかも知れない。離任式や送別会でいただいたお祝いやお別れの言葉は、何十年分もあるのではないかと思うほどだった。その中には、少なからず「退職祝い」も入っていたのだろう。思いがけず息子や娘からもあらたまったお祝いのメールをもらった。

 そんな温かい夢のような祝福に包まれて、ぼくは残った仕事をした。前任校の6年間溜った荷物を片付けるのは予想以上に大仕事だったけれど、たくさんの、特に教えた子どもたちからの温かい手紙を読んで半ば夢心地で働いたので、苦痛はなかった。「報われようとしてはいけない」を肝に銘じ続けてきたこの仕事だが、今ばかりは「報われたような幸せ」に浸っていよう。

 今日は完全オフを決め込んで、そう言えば届いたまま未開封になっていたジャズのCDを開けた。ケニー・バレル。好きなギタリストの一人だ。

 いろいろなフォームで取り組むという趣向のようだ。クリード・テイラーの臭いがするからあんまり近づかなかった作品の一つだが、これはそう酷くない。本人の意向で始めた企画だということだ。中にいい曲もある。いつにない傾向のアプローチが新鮮だ。アコースティックを弾かせてもうまい人だということが分かる。「グリーン・スリーブズ」が瑞々しい。⑧のバラードも聴かせる。

 さあ、新しい出会いに期待しよう。シャッフルは終わった。こんどはどんな手か。元気は十分だ。
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# by pororompa | 2017-04-02 22:12 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 やめないよ semスキン用のアイコン02

  

2017年 03月 20日

e0006692_19485480.jpg やっと打ち終わり、刷り終わった。後は製本に回すだけ。今年の学級文集。まだいくつか大きな仕事は残っているが、大きな山は越えた感有り。

 作りながら思ったのだが、一応定年退職だから、これが最後の文集だったかも知れないんだなあ。フルタイムの再任用が決まっていたので、定年とか退職という気分はまるでない。あと2年はこれまでと同じ学級担任でやるつもり。体力の不安は若干有るが、気力は今のところ十分。普通にやり続けます。いつもの学年末。

 ところでこの表紙はPDF版。カラーはやっぱいいなあ。

# by pororompa | 2017-03-20 20:00 | 本業方面 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々386】ART PEPPER / MEETS THE RHYTHM SECTION semスキン用のアイコン02

  

2017年 02月 18日

e0006692_17233115.jpg 年度末を飾る学級の子どもたちの発表会も大成功に終わり、今日はゆっくり休んだ。久々に大音響でジャズでも聴くとしよう。

 ジャズの有名盤は大概書き尽くしたと思っていたが、これはまだだった。内容だけでなく音質の良さでも知られる作品だけに、LPで聴きたいところだが、先日買ってきたCDがあったのでそれをかけることにする。

 それはバーゲンで叩き売りされていたレンタル落ちCDだ。べたべたと貼り付けられた汚らしいシールが何とも哀れである。だが音は普通にいい。「20bitK2」などと謳い文句がある。ただ、気のせいか曲の最後の方が余韻なくすっと切られている感じがする。こんなのだったっけ。

 中身についてはいまさらご託を並べる余地ない名盤だが、今日は特に「イマジネーション」に聴き入った。有名な1曲目の「 ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」以外では、これが好きだな。LPではB面最後の「バークス・ワークス」もいい。

 LPには入っていないボーナス・トラックの「ザ・マン・アイ・ラヴ 」を聴いていたら、壁ドンをされたような気がして途中で止めた。多分フィリー・ジョーのバスドラだったのだろう。この曲も悪くはないが、オリジナルから省かれたのは分からんでもない。まあ長さの関係もあるだろうけど、作品全体のバランスかな。長けりゃいいってもんじゃないのは、これまでのいろんな盤のボーナス・トラックが証明している。

 最後が興醒めだったが、久しぶりに聴いて名盤であることを再認識。

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# by pororompa | 2017-02-18 18:06 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々385】CHARLES MINGUS / MINGUS AT ANTIBES semスキン用のアイコン02

  

2017年 01月 15日

e0006692_1631955.jpg 今時60過ぎでドルフィーとかコルトレーンとか大音量で聴いてる人、どれぐらいいるんだろうか。いや若くてもきついだろう。その場にいて興奮を分かち合ってでもいない限り。でなけりゃ休養十分で、元気がある時か。

 正月休みがたっぷりあった今年は、十分休養できた。そのおかげで休み明けの第1週もさして苦もなく乗り切れたような気がする。買ったまま放っておいたこのミンガスのライブ盤も、聴こうという気になった。

 壮絶だ。だがうるさくはない。騒々しいだけの音楽ではない。ミンガスの音楽は、唐突に叫び出すのではなく、ちゃんと歌があり、味わいのある節回しがあり、それが繰り返され、その結果として熱くなっていく。だから体力さえあれば、一緒に熱くなっていける。

 1960年の録音だというが、音はいい。ドルフィーは、熱くなりながらもどこかクールで外さない。ブッカー・アーヴィンは節回しの部分で多くを担っている。テッド・カーソンは元気溌溂。御大はいつもの如くブンブン唸る硬派のベース。たまに弾く知的な感じのピアノ。そしてダニー・リッチモンドの燃えようが凄い。

 1曲だけ出てくるバド・パウエルはまさにスペシャル・ゲスト。居なきゃ居なくてよかったってのはちと言い過ぎだけど、やはり「花を添えた」程度の存在でしかない。でも、確実に花は添えている。腐っても鯛。

 60過ぎてこのへヴィな音の波で興奮できるのは幸せなこと。いつまでもこの気分を失いたくないものだ。
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# by pororompa | 2017-01-15 16:59 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々384】BLOSSOM DEARIE / GIVE HIM THE OOH-LA-LA semスキン用のアイコン02

  

2016年 12月 28日

e0006692_17244985.jpg 恒例の九民研も終わり、学級児童への年賀状も投函して、かなりリラックスした気分だ。明日からは息子と娘が帰って来る。

 この前買ったブロッサム・ディアリーがよかったので、そう言えば前に買ったのがあったなと思いこれを出して聴き直してみた。なかなかいい。

 前に聴いた時はあんまりいいと思わなかったんだが、そしてそういう第一印象が後で覆ることはあんまりないんだが、今日はとても良く聴こえる。くり返し聴いてみた。

 この人のウリはもちろんこの声だ。これがプラスばかりでなく、マイナスにもなるんだろう。ジャズだからね。かわいい声が合うとは限らない。

 一つ言えるのは圧迫感がないのかな。押しつけがましくないからくり返し聴ける。そしてこの声に聴き慣れてみると、自分で弾くピアノも含めてこの人の「才」の部分がじわっと分かってくる。アレンジや選曲なんかも含めてね。

 ブロッサム・ディアリー、いいね。あと1枚買おうかなと思った。

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# by pororompa | 2016-12-28 17:47 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 60歳 semスキン用のアイコン02

  

2016年 12月 10日

 とうとう60になった。

 60からは「老人」の範疇に入ると、若い頃から思っていた。還暦とか言って祝うのは言わば「老人式」というわけだ。だからこの日が来ることを密かに恐れていたし、今もさして嬉しい気分ではない。

 だが思い直してみると、兄も親父も60になる前にくたばっている。親族で「爺さん」という存在が一人もいない。それを考えると、60まで生き延びたことは十分にめでたいことかも知れない。

 それに、いざその年齢になってみると、老いた感じは自分ではあまりしない。肉体は衰えてはいるが精神的にはそれほど老いを感じないものだと思った。個人差もあるだろうが、これは自分でも意外だった。

 それでもやはり、老人の第一歩であることは間違いないと思う。逃げることはできないし、まっすぐに見据えて生きていかねばならない。老人になることへの「覚悟」が求められる日だと思った。

# by pororompa | 2016-12-10 22:04 | 自分語り | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 【音盤的日々383】NEIL YOUNG / SLEEPS WITH ANGELS semスキン用のアイコン02

  

2016年 11月 23日

e0006692_10323165.jpg 日曜参観を挟んだので、飛び石状態が繰り返されて変な気分だ。

 一昨日の休日は、職場のバンド演奏の後だったので、久しぶりにギターを弾く楽しさを感じ、ロックのライブ演奏の動画ばかり見ていた。ニール・ヤングもその一つだが、そのステージで演奏されていた曲に聴き覚えがあった。棚から引っ張り出してみると、このアルバムからの曲だった。

 暗いアルバムである。エレクトリックだが、全体に陰鬱な感じなのだ。自死したカート・コバーンが関係しているらしい。ニルヴァーナについてはよく知らないが、遺書に自分の歌を引用されて強い衝撃を受けた話は有名だ。「この中の曲はほとんどがその前にできていたから考え過ぎ」という意見もあるが、ぼくはやはり追悼のアルバムだと思う。

 まず、ニールという人はそういう人である。過去に「TONIGHT'S THE NIGHT」の例もある。そして何より、この作品全体に流れているトーンが、レクイエムそのものである。そうとしか思えない。それに、タイトルがもろにそうだ。カートが書き残したというニールの言葉「Rust Never Sleeps」を連想させずにはおかない。

 そんな気持ちで聴いていくと、「Too late! Too soon!」と繰り返されるフレーズが沁みてくる。カートの死より前にすでにできていたと言われる「Change your mind」さえも、この中ではどうしても無関係とは捉えられない。

 ニールは残念でたまらなかったのだろう。若い、愚かな過ちを止めたかったのだろう。そして、自分の言葉がまちがって受け取られていたことが悔しく、つらかったのだろう。彼は愚直なほどまっとうな生き方を叫び続ける人だ。

 ニールのステージでは、歌だけでなくギターのソロも出てくるが、あまり技術的に難しいのは弾かない。ハーモニカやピアノだってそうだ。「ヘタウマ」などとも呼ばれているが、でも全てのフレーズに共感できる。音楽としていいものだ。それで十分に人の心を動かせる。それでいいのだと教えてくれる。

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# by pororompa | 2016-11-23 11:22 | 音盤的日々 | Trackback | Comments(0)